大川組子 木を選び、指先の感覚で削り出す小さな木片

静かな工房に響く、鉋が木をすべる音
大川組子の制作は、この繊細な削りの工程から始まります
職人は手の感覚だけを頼りに、ほんのわずかな力加減で木を削ります
その一削り一削りが、後に組み上がる美しい文様の精度を左右する、重要な作業となります

鉋の裏から落ちた切屑は雪のように舞ながら床に落ちていく
目を凝らさないと確認できないほどの細かい切屑
そして葉っぱと言われる、組子を作りあげる小さな木片が手に残る